悪の政治!「ハウス・オブ・カード野望の階段」あらすじと感想のまとめ

海外ドラマの「ハウス・オブ・カード 野望の階段」が面白すぎて全13話を2日で見終わりました。

アメリカの政界が舞台になった政治サスペンスで、一人の政治家が権力の階段を駆け上がっていく物語。

主演俳優のケヴィン・スペイシーのフィクサーぶりがハマり役で、政治家同士の心理戦と権力闘争の激しさが描かれています。

面白すぎるドラマなんですが、「政治もの」というだけで興味を持てない人もいると思います。なので今回はそんな人のために、全13話の簡単なあらすじと僕の感想をまとめます。全部一気には書けないので、一話ずつ追加していきます。

読んで興味を持ってくれるといいな!

ネタバレ含みます。

ハウス・オブ・カード 野望の階段 あらすじ&感想

あらすじ・感想のほかに、主人公フランクの印象的な言葉も書いていきます。

第1話

大統領選に尽力した主人公フランクは、国務長官の椅子を約束されていたはずだったが、新大統領は約束を破り、別の国務長官を任命する。笑顔で理解を示すフランクだが、内心は納得がいかない。

落胆するフランクに妻クレアが「怒りはないの?」とフランクが戦うことを決意するように促す。結果、フランクは「この屈辱を忘れるな。」と立ち上がる。

復讐を決意した後のフランクは、新聞記者、弱みを握った若手政治家、など復讐のために必要な駒をあっという間に集める。そして、そんなとき大統領陣営からある法案の調整を依頼される。

復讐を決めてから必要な駒を集めるまでのフランクの手際は恐ろしく早い!若手政治家ピーターを完全に支配するときの迫力。清濁併せ呑む剛腕政治家って感じ。というか、妻クレアもかなりの曲者ぐあいをいきなり見せてきます。

冒頭の犬をギュッとやるシーンでフランクのキャラクターは一発で理解できる。

フランクの一言 「この屈辱を忘れるな」

第2話

新しい教育法案が必要になった。フランクは上手く立ち回り、自分がその立案の役割を得る。そして同時に、自分の代わりに国務長官になる政治家に罠をしかける。

案の定フランクの罠にハマって国務長官候補の政治家は失脚。そして、フランクは新国務長官に、自分の昔からの仲間の政治家がなれるように新聞記者を使って世論を操作。

そして、自分は新しい法案を早急に作りあげ、大統領側の評価を高めて懐に入り込む。  

フランクは、2話目にして黒い政治家っぷりをこれでもかと見せつけてきます。百戦錬磨の政治家達の中でも圧倒的に腹黒いっすわ。見所は、新法案を提出した部屋の中で大統領の側近から感謝をされて、新しい国務長官について意見を求められるところ。

「あれもこれも、黒幕は全てコイツですよ!」と叫びたくなる笑

フランクの一言「我々は創造主だ」

第3話

新法案について、教員組合と最後の調整に入ろうとするとき、フランクの基盤の選挙区で桃の給水塔が原因で事故が起こる。給水塔の維持を主張していたフランクの責任が追及されてピンチ。

フランクと敵対する政治家が、事故被害者の遺族をそそのかしてフランクに攻撃を始める。

フランクは、新法案の教員組合との会議には電話で参加しつつ、同時進行で地元選挙区の問題を解決しにいく。遺族に和解を取り付け、敵対する政治家を黙らせ、新法案の交渉を成功させることを同時に目指すが…。

桃の給水塔がなんじゃそりゃって形してます笑

見どころは教会での演説、事故の被害者の親子さんを懐柔して行くシーン。口から出る素晴らしい言葉とは裏腹にカメラ目線で漏らす本音。THE本音と建前。

フランクの一言「私が運と握手だけで11選を果たしたと思うのか?」

第4話

フランクは教育法案を可決するために、反対派の政治家を落としていく必要が出てくる。その余波で若手議員ピーターはフランクに公約を破るように命令される。

妻クレアは代表を務めるNPO法人クリーンウォーターの融資をフランクに反対されて受けないことに決める。不満を溜め込んでいる中で、元恋人の写真家と再会する。

フランクと取引する記者ゾーイは、スクープ連発で有名人になるが、それが元で編集長と対立して新聞社を退社。フランクとはただならぬ関係になっていく。

フランク無双とも言える回です。作戦がハマりまくってやりたい放題。というか、まだ夜のほうも現役バリバリとはさすがッス!ピーターはとんでもない奴に弱みを握られましたね。それにしても、もうちょっと男を見せて欲しい…。

フランクの一言「落ちた冷蔵庫は避けるべきと言ったが、冷蔵庫こそ私を避けるべきだ。」

第5話

若手議員ピーターは公約を破り、秘書で恋人のクリスティーナに愛想をつかされ、応援してもらっていた投票者に詰め寄られる。その頃、フランク陣営はピーターを知事選に出馬させる作戦を検討し始める。

フランクの強引なやり方に怒った教員組合の徹底抗戦が始まり、妻クレアのNPO法人の活動にも影響が出てくる。

ボロボロになったピーターがフランクの家に押しかけるが、フランクは一喝してカミソリを手渡し...。

ピーターが、フランクのことを「食物連鎖の上の人」と表現するシーンがありますが、本当に狩る側と狩られる側という感じ。というか、ピーターはいくらなんでも転がされすぎ!あんなにボロボロになったのに、また飴に釣られはじめてます。

フランクの一言 「手首は血管に沿って切れ。横ではダメだ」

第6話

教員がストを起こして大統領の支持率は下落、フランクはもう1週間くれたら法案をこのまま可決させると言い放つが、フランクの家にレンガが投げ込まれるなど、ストが過激になっていく。

ピーターの知事選への出馬が決まり、断酒会など更生計画が始まる。

フランクは教員組合の代表者と討論番組で対決するが大失敗を犯して笑い者になる。

しかし最後には、教員ストの指導者を1対1の交渉の場で罠にはめる。 

テレビの討論番組の場面ではじめてフランクのダサい姿を見ることができます。なぜか嬉しい。

クライマックスは、最後の交渉シーン。罠にはめるときにわかることで驚きます。「この鬼畜ヤロー!」と叫びそうになりました。

結果的に大統領の評価もうなぎ上り状態のフランクはどこまでいくのか。

ハッタリも強引に実現する。そう、フランクならね。

フランクの一言「権力者にノーと言うのは勇気がいる。だが敬意を勝ち取るには効果的な手だ。」

第7話

教育法案を通し、フランクは大統領の評価を高める。ピーターを知事選に立候補させる計画は本格的に進んでいく。

妻クレアの協力を得て法案を立案し、知事選で弱点になる可能性がある過去を全力でもみ消し、元恋人のクリスティーナを呼び戻す。

第7回はピーター更生計画って感じです。というかピーターダメ人間すぎ。そしてクリスティーナはダメ男にハマる女って感じ。

フランクの一言「秘密には価値がある」

第8話

母校に設立された図書館の式典に呼ばれた主人公は学生当時の親友達と再会する。昔話で盛り上がり、お酒を飲んで大騒ぎする。

その頃、ピーターは地元で選挙の基盤を得ようと行動するが、一度公約を破っているため、厳しい対応をうける。秘書兼恋人のクリスティーナも駆けつけて、必死の説得の末、もう一度信じてもらえるようになる。

フランクは最後に母校を眺めた後、昔の写真を近くの椅子に置きっぱなしにして立ち去る。

フランクにも爽やかな青年時代があったのか…と思った矢先にアッーー!な過去が明らかに。さすがの守備範囲の広さです。

さらに、友人と過ごしたことで、今の過去と今の自分を比べて何かを考えている様子が見れます。 僕としては、「ずいぶん汚い大人になってしまったな…」と少しくらい後悔していてほしい。

ピーターは初めて頑張ってる。

フランクの一言 「権力と富があれば昔の成績も不問に」

第9話

ピーターを知事選で戦わせるために、本格的に動き始めたフランク陣営。

ピーターは遊説で応援に来たはずの副大統領に邪魔をされる。しかし、最後には副大統領を説得して遊説を成功させる。

記者ゾーイはフランクに不倫関係はやめようと切り出す。フランクは聞き分けよく同意するように見えたが、情報を止め、再び関係を結ぶように仕向ける。

妻クレアは自分の仕事のことしか頭にないフランクに不満を溜め込んだ結果、フランクに依頼された法案反対派の懐柔を実行しない。クレアの裏切りで法案は否決される。 

フランクが女性陣に反感をかいだしました。まあ、今までがやりたい放題だったから当然ですね。

フランクはいいとして、妻クレアの裏切りの一番の被害者はピーター。完全に夫婦喧嘩の流れ弾が直撃しました。やっとのことで地元仲間の信用を取り戻したのに、またしても公約を守れなかった…。もう二度と信用されないでしょう。珍しく最近頑張ってたのに!

フランクの一言 「弱者の味方ほど血を逃すことを恐れる」

第10話

法案の否決を画策したクレアにフランクは怒り、クレアは家を出る。

クレアは記者ゾーイに会い、夫との情事を知っていると告げ、恋人のギャロウェイのもとへ。

ゾーイはフランクに反抗的になり、法案否決により支持基盤を失ったピーターはフランクを脅そうとする。フランクは邪魔になったピーターに対し、罠を仕掛ける。ピーターは罠にかかり大失策を犯すことになる。

妻クレアだけでなく、記者のゾーイやピーターからも攻撃されるようになり四面楚歌状態に陥ります。圧倒的だったフランクがついに崩れるかと思いきや。

失うものもなくなったピーターがついにフランクに攻撃に出ますが、一瞬でフランクに政治生命を断たれる回。フランクと年季が違いすぎます。

フランクの一言 「人の野望は10秒で砕け散る」

第11話

ピーターの失墜を受け、フランクはマシューズ副大統領がペンシルバニア州知事選に出るように仕向け、自身が副大統領になれるように協力する。

一方、酒に溺れたピーターは、以前見逃してもらった飲酒運転の件で警察に出頭しようとする。

フランクは不安定で危険な存在となったピーターを、一酸化炭素中毒を装って殺す。クレアはフランクの元に戻る。

フランクがついに一線を越えます。もはや、ヤクザでしょ。

ピーターという男はフランクに目を付けられたのが運の尽きでしたね。フランクと関わらずに、飲んだくれでゴシップまみれのダメ政治家でいた方がマシでしたね。

フランクの一言  「正体を暴けば相手を言いなりにできる」

第12話

フランクは現副大統領に代わる副大統領の選出作業に加わり、どうにか自分を選出するように仕向けようとする。

しかし、大統領は億万長者のレイモンド・タスクを候補にしたいと言い出し、フランクは説得のためセントルイスに向かう。

だがフランクは、実はタスクと大統領は繋がっており、タスクがフランクを調査していることに気づく。タスクはフランクへの支持と取引を申し出るがフランクは拒否する。

第1話で国務長官になれなかった原因、レイモンド・タスクが出てきました。タスクはフランク並にフィクサー感があります。実力も五分五分っぽい。

ゾーイが自分が利用されていたことや、フランクとピーターの繋がりに気づき、フランクの陰謀の真相に近づいていきます。止めとけ!って叫びそうになる。

フランクの一言 「神の方こそ人間を信じていない」

第13話 

フランクはタスクに再会し和解する。

一方、記者のゾーイ、スコースキー、そして元同僚のルーカス・グッドウィンは、フランクの計画の全貌を掴み始める。

大統領は副大統領就任を求め、フランクは受諾する。

やっぱりタスクは大物でしたね。ここまでフランクが裏をかかれたことはありませんでした。大物同士の対決は、引き分けという感じですね。

そして、ついにフランクの副大統領就任が決まりました。これでまた一歩、野望の階段を上がりました。

フランクの一言 「ルールなど私には重要ではない」

まとめ

海外ドラマはクオリティが高いので、長〜い映画を見ているような感覚になります。ハウス・オブ・カードはオバマ大統領もハマっているらしく、ツイッターで「おれにネタバレするなよ!」と呟いたほどの人気ドラマ。

一度観始めると止まらなくなるので、時間がないときは閲覧注意です。