地味だけど仕事力の向上に大事なこと5つ
僕は今年の6月末に初めての転職をして、今の会社は2社めです。
以前と現在では、仕事内容が大きく違っていて、一見すると全く共通点がないように見えますが、組織で仕事をする上で大事なことは共通しているなーと感じています。
数ある仕事力向上のライフハック記事では、"マルチタスクが〜"とか"モチベーションを〜"とか"時間管理で〜"などなど抽象的なことばかり書いてありますが、今回は僕の体験から重要だと思うことを具体的にまとめます。
はっきりいって地味。でも個人的には仕事でこんなに大事なことがなぜほとんど言及されていないのか不思議です。
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ブラインドタッチ(タイピングスキル)を身につける
出来て当然だろ?と思うかもしれませんが。タイピングが"スムーズに"できるのは武器。
普段からネットを利用する人、はてなにいる人、そもそもこんな場末のブログを読んでいるようなネットユーザーにとってはブラインドタッチは呼吸や歩行に匹敵するレベルの話かもしれません。
でも以外と世の中にはブラインドタッチがスムーズに出来ない人がたくさんいます。周りにいないというなら、ITな会社かエリートな大企業じゃないですか?普通の中小企業には結構いますよ。
転職してからも、資料を作ったり、データを入力したりするところでストレスを感じなくてすみ、素早く終わらせて、仕事を覚えることに集中できました。
そもそも、ブログを書いているのもタイピングに負荷を感じないからです。タイピングにストレスを感じるようではネットで何か始めるなんで絶対に無理。今の時代では大きく可能性を失います。
自分の子供が生まれたら、できるだけ早く教えます。
タイピング練習には寿司打がおすすめ。
整理整頓とは言わないから置き場所は固定する
整理整頓で仕事を効率化!なんて話がよくあります。たしかに整理整頓が仕事の効率を上げることは間違いない。
でも、生まれてから数十年出来なかったことを急にできるようになるなんて普通は無理。
原因は、整理整頓が出来るようになるには起きている間ずっーと意識しつづないといけないからです。自分の自然な動き一つ一つを修正する必要がある。
ただでさえ、頭をフル回転させて働いている、ストレスだらけの社会人がそんな高負荷を背負って耐えられるわけがない。出来なくて当然です。
なので僕は置き場所を固定するルールを決めることをお勧めします。
机のココのスペースに置く!一時的に投げっぱなしにしてもいい。気づいたときに何も考えずにそこに置くというルールを決める。頭は使わない。ただそのルール通りにするだけ。
最初に置き場所を決めるときに知恵をしぼる必要は入りますが、あとは余計なことを考えずにそのとおりにする。
置き場所を決めるときは、自分の行動のシチュエーションごとに決めてしまう。
バイクに乗って降りたときは、鍵は右ポケット!スマホは左ポケット!
帰ったら机の引き出しの左上に財布!左下に腕時計!
といった感じ。普段の持ち物は全て置き場所を決める。
カバンの中は "バッグインバッグ"でなるべく場所を固定する。
自分の普段の行動から、楽に置ける場所を決めれば、あとはストレスなく過ごせます。
物をなくすことも、探す時間も、忘れ物も激減します。
最初だけ頑張ればあとはそれに沿うだけだと、多忙な中でも続けられます。
会社意外で承認欲求を満たしてくれる場所を作る
会社以外に居場所がある人は精神的に強い。
仕事人間で仕事に生活を捧げているほど失敗したときにポキっと折れたり、出世が思い通りにいかなくて腐ったりします。職場だけが自分の世界の中心になると、社内の人間関係や認められないことを必要以上にナーバスになって判断力を失い、自分から傷口を深くすることも。以前の僕のことでもあります。
会社で辛くても、それとは別の世界があるというのは精神的な余裕に繋がります。
大事なのは切り替えができるか、立ち直れるかですが、大きくダメージを受けた自尊心を回復させるには、無条件で居場所を認めてくれる居場所が大事。
家族・友人・地元のコミュニティー・趣味の世界・2chやはてなやソーシャルゲームの世界でもいいと思います。自分の承認欲求を満たしてくれる場所を持ちましょう。
僕はきつい時期に、ソーシャルゲームに重課金してゲームSNSの「Lobi」にトッププレイヤーとして書き込んでいたのですが、たとえゲームのコミュニティでも一目置かれることはカラカラの承認欲求を癒してくれていました。
存在を認めてもらえる場所が別にあると、一つの価値観に縛られなくてすみ、少々のことでは動じなくなり、結果的に仕事にも集中できるようになります。
仕事ができる人は共通して精神的にタフですよね。
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自虐と下ネタを覚える
本当にこれは強く言いたい。コミュ力を磨きたいなら、自虐と下ネタを学べと。今すぐその心理学の本を捨てろこのインテリ眼鏡野郎と。
面白おかしく話せるようになれということではなく、せめて下ネタを振られたときに少し乗れるようにしておくだけでも男の世界ではだいぶ生きやすくなります。
自虐的な話は調整が少し難しいですが、人の警戒心を解いて、人間関係を円滑に築くことができる効果があります。
人気者は失敗談をポップに話すことが上手いです。自分の弱点を晒せる人には魅力があります。
最近はテレビをバカにしてネットを持ち上げる風潮がありますが、テレビの芸人さんは失敗談を楽しく話すプロです。参考にしましょう。
おすすめの自虐と下ネタの達人の本。

- 作者: 吉田敬(ブラックマヨネーズ)
- 出版社/メーカー: ワニブックス
- 発売日: 2009/02/26
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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おすすめの自虐と下ネタと青春と感動の本。あくまで個人的な感想。
作者は「夢をかなえるゾウ」の水野敬也先生。
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本を読む習慣をつける
他人が人生を通して得た気づきを1時間で吸収できたり、トライ&エラーを繰り返して見つけた方法を何のリスクも取らずに学べます。
何人もの人生を丸ごと吸収できるのが読書です。本を通して、先人の経験を取り込み、天才が見つけた法則を学び、自分の血肉にしていきましょう。
本は読めば読むほど強くなります。乱読しましょう。 Kindle買いましょう。
下記が最近読んで一番面白かった本。
まとめ
フツウのことばかりかもしれませんが、僕の仕事人生での気付きを集約した内容です。
成功者の仕事術のようなスーパーマン向けのハックよりも、多くの人に本当に役に立つことはこいうい地味な当たり前のことだと思います。